離乳食の実際の記録に基づき全3回に分けて記載している第二弾。
今回は中期(もぐもぐ期)です。
娘は生後5ヶ月から開始したので生後7・8ヶ月目に当たります。
前回(離乳食初期)に比べると大分適当な感じになってきていますが、
主な目玉トピックスとしては
・卵の進め方
・永遠の謎である量(総量をgで記録)
になります。
・食材、量、増やすペース、固さの進め方など実際に与えた離乳食カレンダーを見てみたい
・栄養バランスをどう構成していたか知りたい
・卵の進め方を知りたい
・便利なサービス、食材を知りたい
目次
離乳食の回数・時間帯は?
・前回に引き続き、2回。
【時間帯】
・午前10時頃と夕方16時頃。(大人とは別時間)
中期(もぐもぐ期)に意識したこと
初期の2ヶ月で「食べる」ことには大分慣れる・関心を持ってもらうことができました。
中期は一層食材の幅を広げることを意識。
②1回食・2回食共に量を増やす
※量は離乳食3ヶ月目(生後7ヶ月目)も4ヶ月目(生後8ヶ月目)も最終的には小さじ合計20位(100g)を目安に。
今回も理想の着地点を決めて進めました。
上記の内訳は
おかゆなど主食60g、野菜果物小さじ5(25g)、たんぱく質小さじ3(15g)程 です。
たんぱく質はヨーグルトやお豆腐はもっと量を与えても良いようでしたが、
食材によって量がばらつくなんてそこまで覚えていられない・・!笑
なので上記で概ね固定し、臓器に負荷がかかりがちな魚はMAX15g、その他は多少多めでOK位のゆるりとした認識でいました。
大人だって完璧にバランスよく毎食摂取しているわけではないので
たんぱく質のあげすぎにだけは注意し、他は極端に偏りすぎなければいいや!
と思い、上記割合で進行することに。
・離乳食3ヶ月目(生後7ヶ月目)は卵黄を制す
・離乳食4ヶ月目(生後8ヶ月目)は卵白を制す
卵黄、卵白それぞれ1ヶ月ずつかけてゆっくりチャレンジ。
具体的な卵の進め方は後程記載しています。
1ヶ月ずつ目安にしてみましたが、
「万一ダメそうならば気にせず与えるのをストップ。また成長とともに再開してみよう」
「他にも食べるものはたくさんあるし!」
とベースは無理しないスタンスでした★
進め方(量・食材・固さ)
量の増やし方
<離乳食3ヶ月目>
※横にスワイプできます
※①=1回食 ②=2回食
※お粥は増量したので4w目からg表記です。
週 | 量の内訳 | 備考 |
1w目 | ①7倍粥小さじ7、野菜果物小さじ5、たんぱく質小さじ3〜4 ②7倍粥小さじ4〜5、野菜果物小さじ4〜5、たんぱく質小さじ2〜4 | ①計75g程 ②計50g→70g程 =1回食と同量までup |
2w目 | ①7倍粥小さじ8、野菜果物小さじ6、たんぱく質小さじ3程 ②7倍粥小さじ8、野菜果物小さじ6、たんぱく質小さじ3程 | お粥増量 ①②ともに 計85g程度までup |
3w目 | ①7倍粥小さじ10、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ3〜4程度 ②7倍粥小さじ10、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ2〜3程度 | お粥増量 ①②ともに 計90g程度までup 卵(卵黄)スタート |
4w目 | ①7倍粥60g、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ3〜4程度 ②7倍粥60g、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ2〜3程度 | お粥増量 ①②ともに 計105g程度までup |
5w目 | 4w目を維持 | 卵(卵黄)小さじ1クリア |
初期の終わり頃に2回食が始まり、順調に食べてくれたので
中期の1w目には1・2回食が同量になりました。
そこからは「もっと欲しそうか?」「便秘気味ではないか?」
を観察しながらお粥(主食)を中心に総量をじわじわ増やしていきました。
同時に3w目に卵もスタート。
▼実際のカレンダー
面倒臭がりなもので主食は基本お粥orうどんです(笑)
初期にそうめんなどもOKとテスト済みでしたが、野菜とタンパク質のストック作りでいっぱいいっぱいで。
パスタなんかも卵がクリアして量も安定して自分に余裕ができたらやろう♪
と先延ばししました。
※基本は合いそうなものは全て主食に混ぜ込む雑炊スタイル。
※卵の日は「★」で目立つように囲っています。
▼実際に作ったのがこちら。
※中期の写真はこの1枚のみ。
いかにストック作り&献立で疲弊していたかが伝わるかと思います。笑
<離乳食4ヶ月目>
※横にスワイプできます
※①=1回食 ②=2回食
週 | 量の内訳 | 備考 |
1w目 | ①7倍粥小さじ60〜70g、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ3〜4程度 ②7倍粥小さじ60〜70g、野菜果物小さじ5〜6、たんぱく質小さじ3〜4程度 | 卵黄小さじ2クリア 卵白スタート お粥増量 ①②ともに 計110g程度にup |
2w目 | 上記と同じ範囲でじわじわ増やす | ①計115g程度にup ②110g程度維持 |
3w目 | 上記と同じ範囲でじわじわ増やす | ①計120g程度 ②115g程度 |
4w目 | 上記と同じ範囲でじわじわ増やす | 3w目と同じ |
gで記載していますが、結構適当に測っていたので(おい笑)”大体”というイメージでお願いします。
お粥・うどん・パン粥でそれぞれ適量◯gとかバラバラでいちいち覚えらませんよね。(同意求む笑)
その辺は娘の様子を見てもはや目分量に近かった気がします。
▼実際のカレンダー
※↑卵黄・卵白ともに大丈夫そうだったので「卵 適当」で与えることに。
てんてこまいこでしたがベビーフードなしでも2回食まではなんとかいけました。
結構食べることが好きそうだったので頑張りましたが
ママの疲労回避や外出に備える面でも、味の濃さの目安を知るにもベビーフードの活用は大いにアリ!だと思います。
我が家で犠牲になったのは大人のご飯(手抜きオンパレードでした)
新たな食材
【3ヶ月目】
パン粥
【4ヶ月目】
特になし
【3ヶ月目】
オレンジ、メロン、スイカ、とうもろこし、パプリカ、白菜
【4ヶ月目】
もも、枝豆
【3ヶ月目】
卵黄、たら、鶏ささみ、チーズ、納豆
【4ヶ月目】
卵白、鶏ひき肉、ヒラメ
青のり
鰹節
すりごま
WAKODOの粉末(和風だし、コンソメ、ホワイトソースetc)
枝豆は薄皮を1粒1粒剥がして刻む・・まるでミニチュア作家のような作業をしていました。
宅配食材を利用していればそんなことしなくて済んでいたのに(泣)
パンは超熟の6枚切り、チーズは雪印のカッテージチーズを使用。
大人のサラダにもトッピングすると美味しくてお気に入りです。
他のチーズはやや塩分が高いようなのでもう少し成長してから与えました。
▶︎参考書籍:忙しいママ-パパのためのフリージング離乳食(監修:太田 百合子)の食材表
調味料はWAKODOさんのこの辺も使用し始めました。
とっても便利!!
初期は昆布で出汁をとって冷凍していましたが、途中からこちらを鬼使用!
固さ
その他もまだまだ歯茎で潰せる程度。
卵の進め方
意識したこと
①初期(ごっくん期)の段階で他のたんぱく質に慣れてから始める
②1日おきに与える→アレルギー反応を見るため。固定した方が覚えやすいため。
③午前(1回食時)に与える→平日小児科がやっている時間帯のため
④卵黄も卵白も耳かき1から始め、最終的には小さじ2程度までOKか試す
【量の増やし方】
<卵黄>
耳かき1→耳かき2→耳かき3→耳かき4→耳かき5→耳かき8→小さじ1/3位→小さじ1/2位→小さじ1弱→小さじ1→小さじ2(卵白接触部分含む)
<卵白>
耳かき1→耳かき2→耳かき3→耳かき3→小さじ1/3位→小さじ1/2位→小さじ1
卵黄は丸々1個までがMAX量のようですが
小さじ2OKならその先も概ね問題ないだろうと思い、そこまでで計測をやめました。
娘はたまに額に僅かにプツプツ湿疹ができたので、卵白を与える前には卵黄の卵白に触れていた部分を与えてワンクッション挟みました。
その他最初の頃は卵を与える日は他の新しい食材にはチャレンジするのを控えました。
卵の調理法・保存法
<ポイント>
・20分程しっかり茹でた固ゆで卵を使用
・茹で上がったらすぐに冷水に取り、黄身と白身を分ける
・卵黄はなるべく卵白に触れていない部分をミモザ卵にして冷凍して使用。
(卵白の方がアレルギーリスクが高い)
・卵白は冷凍NG
卵黄はミモザ卵の他、薄焼き後錦糸卵状に切ったり、炒り卵状でも保存可能です★
量を把握するのにミモザ卵がやりやすかったので最初はミモザでした。
【ミモザ卵】
固ゆで卵の黄身を裏ごしして細かくほろほろにしたもの。
冷凍してもスプーンでカリカリすれば使いたい分取れました。
卵白は冷凍すると固くなり味も落ちるので、できれば都度作るのが良いとされています。
と、言いつつ私は卵白も適当に分けて冷凍してしまっていました。(おい)
アレルギーの種類
①即時性アレルギー・・食物摂取してから15〜30分(2時間以内)後に症状が出現する
②遅発型アレルギー・・食物摂取してから6〜8時間後に症状が現れるもの
③遅延性アレルギー・・食物摂取してから1〜2日後に症状が現れるもの
がある。
特にこの中で最も問題となるのが、①即時性アレルギー。
ほとんどが15〜30分以内に発症し、時にはアナフィラキシー反応を起こし、ショック症状のため生命の危険にさらされることも。
【食物アレルギーの症状】
・皮膚)蕁麻疹、かゆみ、赤み、唇・舌・口腔内が腫れる
・消化器)強い腹痛、嘔吐
・精神状態)不安、意識朦朧
・呼吸器)咳、呼吸困難、呼吸音がゼーゼー、ヒューヒュー
・全身)元気がない、ぐったり、血圧低下、立っていられない、失禁、アナフィラキシー
引用元HP:アレルギークリニックきむら小児科
※食物アレルギーについてとても詳しく掲載されています。
こちらの病院もですが、アレルギー専門医のもと指導をしてくれる病院もあります。
吐いてしまったら
①普通にケロリとしている
→よく様子を見て1時間以上経過してから水分(授乳でもOK)を与える
②ぐったり
→病院へ
③2度目
→病院へ
この時期の疑問・気付き
食べ終わってももっと欲しいと泣く
→調べると、まだ満腹の感覚がよくわかっていない為とのこと。
「いっぱい食べたね!もうね、終わりだよ☆また次に食べようね」
などと言って抱っこしたりポンポンしたり、おもちゃに注意を誘導したら泣き止みました。
「すごい食べたがるやん〜」と驚いていましたがこういうことか。
可愛いですね☆
使ってよかった離乳食グッズ
①WAKODOの粉末調味料
和風だし、コンソメ、野菜スープ、ホワイトソース、コーンクリームスープなどあり5ヶ月から使用可能。
これは幼児食になった現在も一部使用しておりとても便利です。
西松屋やスーパー、薬局などわりとよく見かけます。
②大望の離乳食フレーク
宅配食材サービスを利用していなかったので、個別に楽天で。
とうもろこしだけはこちらを使用しました。
スーパーで入手したもろこしをベビー仕様にするって本当に大変だったので・・。
あの無数の粒の皮を剥ぐ、その後こすなんて(絶句)
国産(北海道産100%)無添加・無着色で安心★
コーンスープなども時短で大人の食事にも使用できるので離乳食が完了してもお助け食材としてあってもいいなと思いました。
パン粥、パスタ、おやつなどにも。レシピもついてきました。(一部抜粋)
他にジャガイモ、かぼちゃ、にんじんなどあり☆
参考▶︎大望の野菜フレークシリーズ とうもろこしフレーク (130g)
③コープ、パルシステム等の食材宅配サービス
前回も記載し重複してしまいますが、今回の記事から読んでくださった方へ向けて記載しておきます。
画像引用元:生協の宅配「おうちCO-OP」
宅配エリアが下記に限定される難点はありますが、利用していたら大分楽だったなぁと感じます。
とにかく品質にこだわりたい場合はパルシステム、豊富な品数から選びたい場合はコープデリorおうちCO-OPかなと。
●金額
パルシステムの方がコープ、おうちCO-OPより気持ち高め。
●品質のこだわり
パルシステムの方がコープ、おうちCO-OPより有機や添加物不使用等にこだわりあり。
●種類・品数
パルシステムよりコープ、おうちCO-OPの方が豊富。
●手数料無料期間
パルシステムよりコープ、おうちCO-OPの方がやや長い。 ※手数料は地域により異なる
▶︎参考:パルシステム
インターネットで注文OK!生協の宅配パルシステム
宅配エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨
▶︎参考:コープデリ
★ママ・プレママ必見★日常のお買物をサポート!まずは資料請求!
宅配エリア:東京、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、新潟
▶︎参考:おうちCO-OP
おうちCO-OP嬉しいママ割あり(資料請求無料)
宅配エリア:神奈川、静岡、山梨
実はその後ワーママライフに備え、復職直前にパルシステムに加入することに。
実際に利用してみた感想なども記事にしました。
便利なサービスや食材に頼ればよかった・・というのが中期の感想(反省?)です。笑
次回はラストの後期★
歯磨き、手づかみ食べ、コップ飲み、スプーン食べにも触れていきます。
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