【0〜2歳】これまでの育児を振り返る【心掛けてきたこと・後悔していることetc】

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早いもので間もなく娘も2歳。
あんなにパリピだった自分も母2歳。そしてそこそこいい歳になりました。
ほんの2年間弱しか経験していない子育てですが、自分の気持ちの整理のためにここに残しておきたいと思います。

<この記事はこんな方へ向けて>
・興味を持ってくださった方・・!笑

これまでの育児で心掛けてきたこと

愛情を伝える

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<理由>
愛着形成こそ子供の心の発達・人間関係に影響する。心が育つ基盤だと考えているから。
・自分自身の経験から。

ーーー自分の幼少期を振り返ってみて、何が一番嬉しかったか?

色々なところに連れて行ってもらったこと、おもちゃを買ってもらったこと・・それらももちろん嬉しかったことですが、

「◯ちゃんだいすき。ぎゅーっ!」と母に抱きしめてもらったことが一番幸せだった母のエプロンの匂い、手の感覚、大人になった今でも思い出すだけで幸福感でいっぱいになるのです。
娘にもそんな気持ちを感じてもらえたらと思い、抱きしめたり、スキンシップをとってきました。

<具体的には>
・言葉かけ
・スキンシップ
・子供の写真や作品を見える場所に飾る

「可愛いね」「生まれてくれてありがとうね」「◯ちゃん大好き」「ちゅーしようか」などの言葉、ハグ、頭を優しく撫でるなど。
(「愛してる」はなかなか言えませんね笑 代わりに「I love you 」が含まれる歌を歌ってます)

意識しなくても可愛いのでほぼ自然にしていた気がしますが、起床後と就寝時は意識的に行なっています。

朝は私の方が先に寝室から抜け出していることが多い。
娘が起きて私を探してきた際に安心感を与えるため
「おはよう。起きたの〜!おはようのぎゅーしようか」
等言いながらぎゅーしています。

泣いて起床しても、ぎゅーして「おはようおはようおはよう〜〜!」と左右にぶんぶんしていると割と収まります。

夜はうとうとしてきた頃に「今日も遊んでくれてありがとうね」と併せて先程の言葉を伝えています。
眠りに入る前の朦朧ととしている間は、一層脳に言葉が届きやすいということを育児系Youtubeか何かの著書で読んでから意識するように。

写真や作品を見える場所に飾ることで、「大切にしているよ」という気持ちが伝わるかなと思っています。
一緒に眺めて「上手にできたね」「あの可愛い子(娘のこと)は誰〜?」等会話の際に触れたりも。

共感する

<理由>
・”自分の理解者がいる”という安心感を持ってもらいたいから
まず肯定することでこちらの言うことが受け入れてもらいやすくなるため
<具体的には>
・「そうだね」「うんうん」「そっかそっか」「◯◯したかったんだね」等。
駄々をこねたとしても、なるべく一言目に否定語から入らないように気をつけています。

娘は1歳半〜1歳10ヶ月頃が保育園入園もあり、少し不安定で現状イヤイヤ期ピークだったと思うのですが、「あなたの気持ちは理解しているよ」と共感することで、意外と落ち着いてくれた気がします。

自由にやらせる

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<理由>
・好奇心が育まれることで、自ら取り組む意欲に繋がると思うから
何かに無心で集中して楽しむ経験は大切だと思うから

子供は好奇心の塊。「こうしたらどうなるかな?」「こうしてみよう」そんな気持ちを大切にしてほしいと願っています。

自分自身も砂場でどこまで深く穴を掘れるか無心で掘ったり(地球の真ん中まで掘ろうと思っていました)、家の桐箪笥にうどんをたくさん貼り付けてアートしたりしたのがとてもわくわくして楽しかった記憶があります。今でもやりたい笑

(やってはいけないことの分別、こうしたらこうなるといったことがわからない部分があるので、そこは親が責任監督者として注意することが大前提ですが汗)

<具体的には>
基本「見守る」
命の危険や他人に迷惑がかからない限りは散らかっても、汚れても・・!

キネティックサンドは色々やらかしてくれますが、とても楽しんでいます。
感覚遊びにとてもおすすめ☆
砂場セットはアンパンマン 遊びいっぱいどこでもすなば
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ありがとうを伝える

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<理由>
損得勘定なく人に優しくできる子になってほしい、そんな想いから。
「ありがとう」を自然に言える人になってほしいため
 
<具体的には>
・ゴミ箱にゴミを入れてくれる、ものを渡してくれる、作ったご飯を一生懸命完食してくれた・・
どんな些細なことでも何かしてくれたときには「◯◯してくれたの?ありがとう。嬉しいな」「いっぱい食べてくれてありがとうね」などと素直に伝えるようにしてきました。
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命の危険があるとき、他人に迷惑がかかること以外以外は極力怒らない

<理由>
・心を萎縮させるようなことは絶対にしたくない
人の顔色を伺って行動するような子にはなって欲しくない
という思いから。

幼児教室へ通室して知ったのですが、3歳位までは怒られてもどうして怒られているかがうまく理解できず、単に「怖い」といった恐怖の気持ちを抱くだけなようです。
これを知ることができたお陰でほとんど怒らず過ごせてきたと言っても過言ではありません。

<具体的には>
・基本は「命の危険があるか」「他人に迷惑がかかることか」で判断
怒る時は短めに。怒った後はわかりやすく理由とフォローを添える
・触れて欲しくない等トラブルの元になるものは事前に置かない
まいこ
まいこ

幼児のやることってほとんど悪気がないんですよね。
大人の都合で時間とか手間とか不都合を被るからイラッとしてしまうことがほとんど。

イライラしないために気をつけていることが8つあるのですが、それは別途記事にします★

失敗しても大丈夫だと伝える

<理由>
諦めない心を育てたいなという思いから、
<具体的には>
・「落ち着いてやればできるよ」「大丈夫大丈夫、こうしてごらん」「一緒にやってみようか?」など、無理矢理にならない程度に声をかけるようにしています。
・できたら一緒に大歓喜!!!女優ばりに褒める!!!
まいこ
まいこ

子供相手も男相手も演技は得意です(え

できないと、きーーっとなって両手をわなわなしたり(笑)、漫画か!と思うほどコテコテの表情で泣いたりしますが、この声かけと大袈裟な褒めによって落ち着いて再チャレンジし、最後は笑顔で終えます。

ほめる

<理由>
自分のことが好きで、自信をつけてほしいため。(自己肯定感)
<具体的には>
・第一声はシンプルな伝わりやすいフレーズ。その後に具体的によかった所や未来のことを。
・心から褒める(女優していることもありますが)
・ボディータッチと同時に褒める(頭を撫でる、肩に手を添える、抱きしめる 等)
・一緒に鏡を見る
シンプルフレーズ:「すごい!」「上手だね」「偉いね」等
セカンドフレーズ:「こんなに細かいところもできたの?」「面白い発想だね」
「今度もっと◯◯できるところに遊びに行ってみようか!」「よく見つけたね☆お散歩の時◯◯探してみようか」「これパパにも見せようか!」等。

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持論ですが、「自分可愛い!」「私大好き!」と思うことは特に女の子の場合とても大切だと思うのです。

そう思えることで、笑顔や振る舞いが全然違うから。
特別美人じゃなくても心から自信に満ちて笑顔が素敵なだけで、何倍も魅力的に見えるしどんな局面でも幸せを引き寄せる。

そうか?って他人に思われるレベルでも自分が可愛い!って思えればもう可愛い。私はそう思っています。

だから新しいお洋服や何か娘が手作りのネックレス等を作った際は
「わぁ!可愛い!似合ってるよ〜!ほら、鏡で見てごらん?すごい可愛いっ!!!」と娘のテンションを上げています。

パパがいれば「パパ!みて!◯ちゃんすごく可愛くない?(褒めろ!褒めろ!わかってるよな?圧)」

いつも何か作ったり、お着替えした後にニコニコして嬉しそうに私たちに見せてくれるので、効果はあるのかなと嬉しく思います。

まいこ
まいこ

パパの一声で台無しになって欲しくない。
ママだけが頑張っている状態は避けたいので、夫婦で子育てについて話し合うことって大切だなと日々思います。

体験させる

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<理由>
体験・経験は心の財産になると考えるため
物事に興味を持ちやすくなるため
記憶の定着につながるため

自分の経験からも感じるのですが、同じ物事に対して違う角度から記憶や体験が幾重にも重なるとすっと記憶に残る
ただ図鑑や絵本で見るだけより、実物に触れることで質感・匂い・色、それに対して抱く感想・・・それらを感じ取ってほしいなと思っています。

<具体的には>
・料理(野菜を洗う、ゆで卵の殻を剥いてもらう、卵を割ってもらう、混ぜてもらう、玉ねぎなどの皮を剥く、ヘタをとる)
・掃除(掃除機・クイックルワイパーを一緒に持って床掃除、窓拭きなど)
・保育園の行き帰り、外出時に周囲のものに触れる
・水族館、動物園、◯◯狩り、山川海などに行く、蕎麦打ち、陶芸など
・季節の行事を体感する
まいこ
まいこ

窓や床は事あるごとにお尻ふきで
「ふきふきしようかな〜♪一緒にやる?」「せーの!ふき、ふき★」等
声かけをしていたら喜んでやるようになりました。
お風呂は自分から「やってみたい」とジャスチャーし、参戦してきました。
(バスタブマジックリンをかけて流すだけなんですが笑、彼女の気持ちを満たす為ブラシで適当に擦ってもらっています)

これから体験させたいことも含まれますが、時間に余裕がある時は上記に書いたところへ少しずつ連れていきたい。

時間やお金をかけなくても、毎日の保育園の行き帰り。
色々な種類の葉っぱをタッチしてみたり、上を見上げてみたり(普段と違うものが視界に入る)。
植物・虫・動物・標識・乗り物・食べ物・看板・建物・天気・・生の図鑑です。

▼道路にプリントされた自転車が気になるようで乗ろうとしています。
私一人なら片道6分で帰宅できるのですが、1h位かかって帰ります・・笑
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配線工事、消防訓練、自販機の入れ替え、ごみ収集作業といったお仕事中を観察したり。

その際に、「これ、絵本・図鑑でみたね」「ね〜、不思議だね」「あれなんだろうね?帰って調べてみようか」「ああいう仕組みになってるんだね」等娘が興味を示したものを中心にお話しするようにしています。

まいこ
まいこ

その為には時間的余裕を生み出すこと帰宅後の家事を秒速で行うことが求められるのですが、その辺はワーママの1日タイムスケジュール(記事作成予定)で紹介してみようと思います・・!

季節の行事はお家に七夕飾りやクリスマスツリーを飾ったり、鰻を食べたり。
季節に因んだお歌を歌ったり絵本を読んだり。

▼主人が意外と積極的で巨大な笹(フェイク)と笹団子を調達。
保育園で季節に応じた制作をしてくれるのもとてもありがたいです。
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興味を示しそうなもの・関心を持ってほしいものを身の回りに置く

<理由>
抵抗感・違和感を無くすため

3歳頃になると自分の意思で選択するようになるようです。
「賢い子」に育てる究極のコツ 著者:瀧 晴之 より)
それまでになるべく様々なものを自然に身の回りに散りばめて、すっと取り組めるようにしておきたいなという思いから。

<具体的には>
・おもちゃや絵本は子供の背丈や目線に合わせる
・ひらがな、アルファベット、地図、国旗のカードや表やマグネットなどを日常に散りばめる
・まだ早いかな?と思うものでもそっと普段使用するおもちゃの中に紛れ込ませておく

今のところお部屋やお風呂にポスターを貼ったり、私の足元をうろつくキッチンには国旗マグネットを貼っています。

▼一番右の季節のポスターは季節ごとの風物がわかりやすく載っているのでおすすめです。【お風呂でも使える】季節表【きせつのおべんきょう】
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ちなみにその他は・・
アルファベット表:親子に笑顔が生まれる「アルファベット表」ABC Chart
ひらがな表:書道家が書くあいうえお表
世界地図・日本地図:100均

対象年齢が少し早いおもちゃ(誤飲等危険なものは除く)でも「これなんだ?」と意外にも手に取ってくれたりします。

これまでの育児で後悔していること

私の都合で何も悪くない娘をきつく叱ってしまったこと

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基本的にはそんなに娘に怒らずに過ごせてきたかなと思うのですが、一つだけ、とても後悔しています。

実は復職前に一度転職活動をしました。
その際、webテストを受けたり履歴書を作成するのに娘が寝ている夜間しかまとまった時間が取れず、夜な夜なPCに向かっていました。

日によってまだ夜泣きも今よりあったので、その時も起きてしまい全然寝ず。
大人気もなくイラッとしてしまい「もう、お願い!ねんねして!」「ねんねの時間・・!」ときつい感じで怒ってしまいました。

当然の如く娘は余計泣き、直後ハッとして後悔の嵐。「ごめんね、ごめんね」と慌てて抱きしめました。
心地よく眠らせてあげたいのに、涙の跡を頬に残して眠らせてしまった。
娘はもうこの記憶はないかもしれないけれど、後悔しても仕切れない。自分の小ささを思い知りました。

・まだまだ心も体も成長過程。
・悪気があってするわけではない。ママを困らせようとしているわけではない。(むしろ好きすぎて頭の中はママでいっぱい)
・何かに拘ったりしてイヤイヤするのは敏感機
(モンテッソーリでいう成長のサイン。イライラするママにぜひ知ってほしい)

これらを再認識して自分の都合で娘に叱ることはこの時以外、今後もないようにしていこうと思っています。

これまでの育児でよかったと思うこと

自分のできる限り全力で向き合えたかなと思っています。

・お散歩に連れ出せるようになってからは毎日色んな道をお散歩をした
・感覚や指先を刺激する遊び
・植物・動物・野菜・果物など「本物」に触れること
・虫歯にさせないよう、起床後・毎食後・就寝前の歯磨き
・できる限り絵本をたくさん読んだ(きっちり数えていないけど1日5〜15冊位)
・手遊びやお歌(日本語・英語)を歌った
・定期的に手形足形をとった(おすすめです)
・歯が生えていない状態のお口の写真を残した(貴重な写真となりました)
・毎日たくさん抱きしめた
・「可愛いね」「大好き」「すごいね」「上手だよ」どれも本心だけど、たくさんの温かい言葉をかけた
・保育園の行き帰りにもできる限り季節の変化に触れたり、遠回りでも公園や池、消防署、駐車場等娘が関心を示す場所へ(現在進行形ですがめちゃくちゃ大変笑)
・家事や自分のこと(メイク、運動など)もできる限り「一緒に」楽しんだ
・食事は偏らないよう気をつけた(・・と思う笑)

押し付けはしたくないので、絵本や知育に関しては娘が乗り気でなければ無理に勧めないように気をつけました。

辛かったこと。今、純粋に思うこと。

辛かったこと

1歳半〜1歳9ヶ月頃までの3ヶ月間が一番大変だったように感じます。

初めての保育園が始まり不安定に。
新生児並みの頻度で夜泣き。ひどいとそのままキッチンに私を探しに行く。
(調べたら夜驚症という言葉が出てきて、かなり近いと思いました)

夜間も頻繁に起きるのに、4時5時レベルに早く起きてぐずって足元にしがみついて何も進まない。
泣いて朝食まで待てない。夫は寝ている。

朝食準備や自分の時間が欲しくて早く起きても、思うように過ごせた日はほぼない。

・・・ずっと一緒だったママと
ある日を境に突然知らない場所に預けられているんだもんね。
心配になって、不安で目覚めちゃうね。

と娘の不安定な心情は理解できたので、
思い通りに物事が進まない気持ちをぶつけて怒ることはありませんでしたが、それ故結構なストレスになりました。

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同時に早めのイヤイヤ期も到来。
髪がなびくほど顔をぶんぶん左右に振ってイヤイヤ!できなかったり、思い通りにならないと大泣き。

困るは困るけど、もはやコントか?と思う位オーバーリアクションなので一周回って笑えてしまいここに対して大きなストレスは感じませんでしたが、落ち着くまでなかなか収集がつかない。
(内心はあーーー勘弁して。いつまで続くんだろorz笑

今思うこと

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そんな期間を経て・・・

1歳10ヶ月頃かな?「あれ?なんか楽になった・・?物足りないような・・?」とふと感じたのです。

気づいたらあっという間に成長していて、自分で上手にご飯を食べて、前ほどトントンやお歌を歌わなくても入眠して、一人遊びも集中し、指示もしっかり理解しお風呂や着替えも協力的になっている。
(夫の育児スキルが向上したことも大きいですが)

成長が嬉しい反面、「もうママの手はいらないの・・?」と、なんだかとても寂しい気持ちを感じました。
何から何まで私の手が必要だったのに、もうこんなに自分でできるんだね。

この子のあの時は2度と来ない。
今目の前にいる娘と明日の娘はきっとまた違う。
自分がいつか最期を迎える時、走馬灯のように過去を振り返るなら間違いなくこの子育て期が蘇るだろう。

そう思うと、公園から帰りたくないと駄々をこねても、お風呂に入らないと逃げ回っても、なかなか寝ない夜があっても、スムーズに事が進まなくても、イライラする気持ちなんて起きず、どんな娘でも受け止めて目の前の瞬間をこれまで以上に大切に考えるようになりました。

大変だな、勘弁してくれと思った「あの時」もイライラ当たることをせず、娘の笑顔を守れたことに心底よかったと思う。
これからも「何があっても一番の味方だよ」「大好きだよ」と伝えていきたいし、どうでもいいようなことでも好奇心を大切にして一緒に関心を持ってあげたい。

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